tomoyaが綴るデザイン生活の日々
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今いる場所で、最善の力を注ぐ

厚生労働省の調査によれば、2009年の新規学卒者の3年以内の離職率は中学卒でおよそ64%、高校卒で36%、大学卒で29%に上る。

離職が一概に悪いとはいえないが、仕事を覚えるには一定の期間が必要なことも事実だろう。

例えばプロ野球では、投手は先発、中継ぎ、抑えの分業制。試合の中で、それぞれの役割がある。

対応力、忍耐力を問われるのは中継ぎだ。登板の場面は、勝ち試合、敗戦処理、接戦など、さまざまである。

「調子が悪くても、疲れていても嫌とは言えず、投げられるところまで、投げてしまう」と、ある中継ぎ投手。

別の投手は「一球で流れを呼び込むこともできるし、壊してしまう怖さもある」

(『中継ぎ投手』澤宮優著、河出書房新社)

場面を選べず、与えられた条件の中で苦心して打者を封じる。

それを積み重ねて、ある者は一流の中継ぎへ、ある者は先発、抑えへと成長していく。

仕事とは、そういうものだろう。

僕の師匠はこう指導してくれています。

「はじめから自分の希望通りの仕事ができる人は、多くありません」

「単調で地味に見える基本を、着実に身につけてこそ、将来、大きく飛翔するための力となります」と。

今いる場所で、最善の力を注ぐ。

そこから必ず見えてくるものがあるだろう。


さて、大阪で設計事務所に勤めている僕ですが、上層からのたった一言で、僕の人生においての転機がきました。

「東京事務所に行ってくれ。」

大阪に本社をおく事務所ですが、事務所として少しずつ東京にシフトしていくそうです。

そして、関西に帰って来れる約束はできないと言われました。


突然の一言。

こうも将来が変わるものかと。。。さっきまで雑談で笑いながら仕事していたのが嘘のように僕の心情は一変し、

人生は何が起こるかわからん。おもしろいなあというのが率直なその時の思いでした。

人ごみが嫌いで、自然に囲まれながら育った僕にとって雑多な空間の東京は正直住みたくない街です。

大阪でぶらぶらしながらまったりと仕事する今の環境を気に入ってました。

大好きなフットサルのチームもつくり、人間関係もよく、仕事も楽しく、自分にとって居心地のよい環境でした。

一級の試験も一段落し、そろそろ大阪に一人暮らしをしようと考えてはいたところですが。。。

どうやら、孤独な環境にほっぽり出されそうです。この先どうなるのだろうというちょっとした不安も抱えつつ。


僕という人物を育ててくれた関西。この関西の環境には非常に感謝しています。

振り返ってみると、楽しいこともあれば、後悔や反省もありました。

でもすべてが、自分を成長させてくれた出来事でした。

そしてこれから恩返しも含め、大阪でやりたいと思っていたこともあっただけに、少し戸惑っています。


しかし、今この時に東京へ行くことが決まるということは、きっとそこに、僕にしかできない使命があるのでしょう。

住みにくい街とはいえ、情報やデザインの中心であることも事実です。

将来、大きく飛翔するために、この年齢で東京で生活する経験はあったほうがいいのかもしれません。

まさに中継ぎ投手のように、場面を選ばず与えられた条件の中で苦心して、自分の成長のために一生懸命がんばって行きたいと思います。

今の仕事が落ち着いたら行くことになりそうです。東京に住む友達のみなさん、仲良くしてやってください。

- comments(2) -
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Comment








今更こちらを拝読しました。
もしかしてもう東京に!?
次に会ったら冬の間にダウン見せてもらおうと思ってたのに…(笑)
さみしくなります。

でもトモヤさんの仕事には最高の街ですね。
1つ越えるとまた一山出来る、大変やけど楽しみですね。
居心地のよい場所が出来るようお祈りしています。
from. えみ | 2013/01/23 10:30 |
実はまだ関西にいるんですね。
仕事の都合でなかなか東京に移れない状況です。

ダウン。。。未だにどれのことかまだよくわかってないんですよ笑

ありがとうございます。
今は不安と楽しみの両方ですが、がんばりますね。
from. tomoya | 2013/02/14 00:12 |
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